2025年12月1日
10月7日に山野町で「山野おたすけ会」の皆さんを対象とした、防護柵の設置講習会の様子を紹介します!
山野おたすけ会とは、地域の高齢化が進む中、日常生活における困りごとをお互いに支援し合い、住みよいまちづくりをすることを目標に、「山野まちづくり推進委員会の地域活性化推進事業」に協力する団体として設立されました。
山野町では、イノシシによる田畑の掘り起こしに困っておられました。
侵入防止柵の設置をしたくても高齢の方では難しく、労力がないことが悩みでした。
そこで、山野おたすけ会の活動の中に「侵入防止柵の設置」が盛り込まれるように、14名の会員の方に対して講習をおこないました。
まずは、座学で鳥獣被害対策の基礎と侵入防止柵の理論についてお伝えしました。

その後、現地で侵入防止柵(ワイヤーメッシュ柵と電気柵)の張り方を実演しました。

参加者の皆さんからは
「これまで侵入防止柵を何となく見ていたが、柵で田畑が守れることや理論が分かった」
「これまでのおたすけ会の活動にはない内容だったが、勉強したのでサービスの中に入れていきたい」
とのお声をいただきました。
地元の鳥獣被害に困っている方にも、おたすけ会について周知し、被害対策の方法を伝えて、より活動を広めていきたいとのことでした。
今回はイノシシ対策についてお伝えしましたが、今後、他の鳥獣による被害が発生した際には、またそれに応じた技術をお伝えします!

