2025年11月4日
フィールドアドバイザー初任研修(後期)のうち、今回は8月4日に実施した研修の内容を紹介します!
今回の研修では、テゴスの活動に関わる「法令」と「集落への対策支援や集落点検の進め方」について学びました。
午前の部では、広島県農業生産課・自然環境課の方を講師に招き、座学で鳥獣対策に関する法令と県の取組みについて学びました。
鳥獣被害対策をおこなうには、いくつかの法令が関わってきます。
フィールドアドバイザーの活動に関する法令の主なものは「鳥獣保護管理法」と「鳥獣被害防止特措法」などです。
午後からは現地で、「集落点検」や「集落周辺の状況調査」などの実習をおこないました。

集落点検とは、集落のみんなで集落内を歩いて、被害をもたらす鳥獣の誘引要因や侵入防止柵の設置状況、ケモノの痕跡、わなの設置状況などを点検することです。
点検した内容を地図に書き込んでいくと、今後どのような対策をするのか検討する資料になります。
集落を点検していると中型獣が田んぼに侵入した痕跡がありました。

集落の状況を点検し、把握することは被害対策の第一歩です。
テゴスでは集落点検や講習会の開催などもお手伝いしますので、お気軽にご相談ください!

