【ワイヤーメッシュ柵 の設置の仕方 その２】動画をYouTubeのtegosチャンネルにアップしました。
今回の【その２】では、
・ワイヤーメッシュ柵の設置
・ワイヤーメッシュと支柱の結束
・ワイヤーメッシュの下の補強方法
について説明しています
ワイヤーメッシュ柵の設置
手順①
前回の動画【その１】で確認した『表裏』に注意しながらワイヤーメッシュ柵を置き、枠を踏んで地面にしっかり刺し込みます。
イノシシ側に縦の鉄筋を向けるようにするんでしたよね！
手順②
２枚目のワイヤーメッシュを設置します
つなぎ目を１マス重ねるようにして設置してください
１マス重ねていないと、１枚目と２枚目の間をイノシシに押された時に、観音開きのようにワイヤーメッシュの間が開いてしまいます！
ワイヤーメッシュと支柱の結束
手順③
支柱を農地の内側に立てて30㎝程度打ち込みます
120㎝の支柱で30㎝打ち込むと、ちょうどワイヤーメッシュの高さでだいたい揃いますね！
手順④
ステンレスの結束線で、2枚のワイヤーメッシュと支柱を合わせて結びます
下は3か所。ワイヤーメッシュの一番下から三段目のマスまで
上はワイヤーメッシュの一番上で1か所
真ん中で1か所結束しましょう
合計5か所ですね
イノシシが引っ張る下の方を三か所とめることで強度を上げましょう！
結束するときは、図のように結束線を斜めにかけるとより強度が増すので参考にしてください
ワイヤーメッシュの下の補強方法
手順⑤
農地の内側から杭を打ち込みます
イノシシがワイヤーメッシュを噛んで引っ張ってしまうので、最後までしっかり打ち込んで固定しましょう！
手順⑥
イノシシが来る側、農地の外側に直管パイプ（または鉄パイプ）を設置します
イノシシがワイヤーメッシュの下部を持ち上げるのを少しでも防ぐための工夫です
どうしても予算が厳しかったら、パイプの代わりにまっすぐな竹を設置するだけでも強度が上がりそうですね！
次回は、高低差がある場所へのワイヤーメッシュ柵の設置について解説します