2025年11月10日
今回は、10月19日に津都見集落で開催された勉強会の様子を紹介します。
津都見集落では、以前から集落ぐるみで鳥獣被害への対策に取り組まれていて、今回の講習会も熱心にご参加いただきました。
勉強会ではまず、㈱BO-GAの藤井所長からイノシシ・シカ・クマの生態とそれをふまえた基本的な対策法や対策ごとの注意点を解説していただきました。
続けて、私が現地調査を行った津都見集落の現状について皆さんと共有し、今後の対策を一緒に検討しました。
例えば、
集落内には収穫されていない未利用果樹があり、集落に鳥獣をおびき寄せる要因となる可能性があるため、町の補助を利用して伐採すること
を提案しました。
また、
今年は全国各地でクマの被害が発生しており、町内で被害が発生した場合には加害個体の早期捕獲にむけて、目撃時の情報提供
を要請しました。
参加者からは、
「今年度、電気柵を突破された原因が見えてきたので、来年度に向けて今回の話を参考に対策を進めていきたい」
「早速、未利用果樹の伐採を検討してみたい」
「この秋は今のところクマがあまり出てないが、痕跡や出没があった場合はすぐに連絡をしようと思う」
などの感想をいただきました。
私も引き続き対策の改善・強化を一緒に検討し、さらに被害をなくせるように支援をしていきたいです!


